2021-2022年の記録




2021/1/14 コロナでも、明るく出来るスタンディング

■ 緊急事態宣言の下での宣伝は、どのようにしたらよいでしょうか?

「市民連合 めぐろ・せたがや」では、世論の反応を見る目的と、宣伝スタイル開発の目的で、1/14(木)の昼時に下北沢駅前で、コロナ対策を中心テーマとしてサイレント・スタンディングを13名参加で行いました。イベント参加自粛の党はもあるので、政党参加は無しとしました。

■反応:

 プラカードをまじまじと読む人、チラシを受け取りに来る人、PCR検査が受けられるのかと質問する人、「私、政府に怒ってるんです」という人等がおられました。反感を示す人は全くいませんでした。

■宣伝スタイルの教訓:

1. サイレント・スタンディングは有効な方法である。雰囲気を柔らかくし、目を引く風船等も有効。

2. 大きな横断幕があって良かった。それが無いと何のアピールなのか、通行人に分からない。自転車を3台縦に並べて、横断幕をクリップでとめた(写真参照。Good job)。

3. プラカードは、各自持ち寄るのもよいが、統一性のあるものでアピールするのもよい。文字はデカく。

 12月30日に取り組まれた「コロナ禍 足立たすけあい村」の報告です。

「何でも相談」には、2月に飲食店を解雇され、失業手当も切れ、さがしても職はなく、妻も病に倒れ、行き詰まったと相談した男性(61歳)。対応したユニオンメンバーとワーカーは、じっくり話を聞き、緊急に生活保護を申請し(年末年始も窓口開設)、そのあと職探しなどのアドバイス。

 

食品、衣類の提供コーナーは人が途切れることなく、袋いっぱいの食品や野菜を持ち帰る人からは、「これで年が越せる、ありがとう」や、「200円しか所持金がなかった。おにぎりは助かる」との声が。金町からきたという若い男性二人は、9月に起業したがすぐ行き詰まり、どうしようかと悩んだとき、ネットで「たすけあい村」を見て駆け付けたとのこと。障がいをおもちの家族、ひとり親世帯、高齢者、女性が目立ちました。医療、健康相談には看護師が対応し、血圧測定や「休みの時に、熱が出たらどうする?」「検査は受けられるのか」など相談を受けました。

 

 食品や衣料は、市民の多くの協力で予想以上にたくさん集まり、余るのではないかと思うほど。食品は予定時間より早くなくなり、衣類はあまりましたが、2時30分に「たすけあい村」は終了。ボランティアスタッフは約90人参加でした。ネットで見て、貧困対策のため何かしたいという大学院生が遠くから参加してくれました。その学生は、市民連合の取り組みや会議には参加したいととのこと。