以前の記録


2020/12/30「足立たすけあい村」250人、「これで年が越せる、ありがとう」と

 今回やってみて思ったことは

1)リーマンショックの派遣村のとき(2008年)は、製造業解雇で男性参加者が中心でしたが、コロナ禍のもとでは圧倒的に女性が多く、年齢も高齢者から若者まで広がっています。自営、飲食業、サービス業、高齢者が困窮し、相談を求めていることがわかります。身近に被害が広がっています。

2)何かしたい、たすけあいたい、この気持ちの広がりに勇気づけられました。宣伝を開始した12月中旬以降、連日、食品・衣類の提供申し出の電話、手伝いたい、寄付したいとの申し出がありました。みなさん余裕のある方ではありません。「なんでこんなひどい世の中になったのか」「政府も都も無策。許せない」という怒りとともに協力されました。特に25日、安倍の国会答弁、菅首相会見、東京のコロナ900人超え以降、怒りの声は大きくなりました。

3)足立区内の普段は横のつながりのない団体、グループ、諸個人が、次々と協力を表明されました。何か新しい運動の息吹を体感しました。コロナ被害の広がりに、立ち向かうムーブメントの展望が見えてきたように思います。 

投稿 くつざわ(市民連合あだち) 


#GoToヒジュン,#日本も入ろう核兵器禁止条約,#YesICAN

  2020/11/17、中野アピールでは、核兵器禁止条約の批准を求める署名と、中野区議会に意書提出を求める署名をお願いしました。

「核兵器の終わりの始まり」動画をじっと見入る人、学生さんのスピーチに足を止めて署名してくれる人。署名は77筆していただきました。

#GoToヒジュン

#核兵器禁止条約の批准を求める中野アクションネット署名もできます、ご賛同いただける方はよろしくお願いします。#GoToヒジュン  https://www.facebook.com/hashtag/goto%E3%83%92%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%B3

 

■ 議員ウオッチ 核兵器 Yes or No!? もご覧ください。https://www.facebook.com/giinwatch

◎日本の全国会議員の核兵器問題への立場を可視化する取り組みです。

 

 



2020/3/2,7 国会パブリック VIEWING_安倍奇策! どんな嘘でも起訴されないよう、検察人事に手を突っ込む? 新宿、池袋


2020/1/13 『自分で国や社会を変えられると思いますか?』 成人式130名の若者等とシール投票で対話しました

1月13日 世田谷区民会館での成人式に参加する新成人が多く通る世田谷税務署角で、シール投票を実施しました。2枚のボードに5問ずつ、合計10問に投票してもらいました。過去2年は40人~50人の参加でしたが、3倍近い方々(130名)が投票に参加してくれた。活動には12名もの方々が参加して下さいました。 

 

『自分で国や社会を変えられると思いますか?』の質問に、若者はどう答えたか?

詳しくは、「シール投票」のページをご覧ください。


2020/1/1 YouTube 活用のススメ。若者がN国党を果敢に批判

YouTubeが若者に影響力を持っています。言論の自由があり、若いユーチューバーがN国党を果敢に批判しています。その世界に詳しい小林さんが、その模様を解説していますのでご覧ください。

https://youtu.be/10LCBpRXIgY

YouTubeは画面右下をクリックすることで全画面表示が出来ます。



2019/12/17 法学部学生と授業で意見交換をしました。8名中、自衛隊明記の改憲5名、立憲的改憲3名。護憲派はゼロでした!

国士館大学は昔のイメージとは様変わりしており、女子大生も多い近代的な大学となっています。世田谷の各大学をシール投票で回っているチームからも、学生の雰囲気がよいと高評価されている大学です。今回、法学部の先生から、9条の会にお声掛けを頂き、法学部2年生の学生さんと90分授業の一環として意見交換の機会を頂きました。画期的な授業企画に感謝です。

■当方の出席者は、「世田谷9条の会」「市民連合 めぐろ・せたがや」等から6名でした。

黒板の前が若い先生で、机を挟んで右側に8名の学生さんが並んでいます。
黒板の前が若い先生で、机を挟んで右側に8名の学生さんが並んでいます。

■法学部のビジネス系学科所属ですが、憲法についての授業を選択した学生さんなので、皆かなり真面目で自分の意見を持っていました。8名の学生さん(男性6、女性2)は先生の指導の下、憲法9条ついての本を読んでおり、自分の立場をハッキリ宣言してから、理由を述べました。全員が専守防衛を当然のことと考えており、それとの整合性で8名全員が改憲賛成を表明しました。

 

学生が改憲賛成とする理由

■自衛隊明記の(安倍)改憲賛成5名の意見:

・自衛のために自衛隊が存在しているのだから、憲法に明記すべき。

・現実との乖離は解消すべきだ。

・平和を望むが、武力で守らざるを得ない事態にも備えねば。

・一国では守り切れないので、集団的自衛が必要。

・湾岸戦争では、自衛隊を出せずに世界から批難されたので、ちゃんと貢献できるように憲法改正した方がよい。但し、国連決議が無いような不法な戦争は毅然として断る。

■立憲的改憲論賛成3名の意見:

・他国の戦争に巻き込まれないように、専守防衛に徹することを厳しく条文化すべきである。

■当方からも、様々な説明や問いかけを行い、密度の高い有意義な意見交換ができた90分でした。学生たちにも良い刺激となったと思います。

 

学生たちと意見交換を終えての感想

 先ず、しょっぱなに、8名全員から改憲賛成と表明され、当方の若い世代に対する認識不足、接触不足を改めて感じました。 この学生さんたちの考えは特殊ではなく、普通の若者が普通に考えるとこうなるのだと思います。なぜなら、憲法と自衛隊の存在は、普通に見て矛盾しているからです。その矛盾をどうしたらよいかを考える上で、(無理もないのですが)学生さんたちに抜け落ちている視点は下記と思います。

a. アフリカ・中東にまで自衛隊を利用しようとするアメリカの世界軍事戦略と、憲法9条の果たしてきた歴史的役割。

b. 憲法を守らない勢力が国会で三分の二を占めているという政治状況。

c. 市民運動・野党が抵抗してはいるが、力不足で、大勢は無関心もしは政府広報に流されている世論状況。

 

 これらabcを踏まえた総合判断から、安倍政権と必死に対峙している 勢力としては、運動として戦術的に次善の策として、①「(絶対的真理ではないとしても)現行憲法維持」、②「(本来なら民主的手続きではあるが)改憲発議反対」、③「(現在の条件下では解決できない問題なので)自衛隊是非論の棚上げ」としているのだと思います。一方、政治に関与した市民運動経験の無い若い人が、9条と自衛隊の不整合を突きつけられて、前記の視点抜きで何とか答えを出そうとすると「専守防衛の自衛隊を明記し、且つ戦争の歯止めも明記する」という改憲論になりがちなのだと思います。残念ながら、憲法と自衛隊の矛盾は、良い方向で解決できる段階にはなく、逆に危機的状況です。従って、理屈を求める若い人には、①②③が次善の策であるという背景abcを説明するのがよいのではないかと思います。 (鈴木国夫)

 


2019/12 立正佼成会の、世田谷教会、目黒教会、大田教会、品川教会、練馬教会を訪問し、合わせて794筆いただきました。

2018年11月3日の国会前集会のとき、立正佼成会山形教会の観光バスに飛び込んで、署名をいただいたSです。市民連合めぐろ・せたがやの人たちと、世田谷教会長にお会いし、署名を集めていただいたところまでは、すでにお知らせしたかと思います(このHPの2018/11/3部分参照)。

 その後、市民連合めぐろ・せたがやの仲間と一緒に、目黒教会、大田教会、品川教会、練馬教会にも署名のお願いに回り、全部合わせて794筆をいただきました。

 訪問した教会の中のひとつで、「9条の会」のポスターが貼ってあるのを発見し、驚きました。皆さん、「不断の努力」をなさっているのですね。私も何かあったら、また立正佼成会に足を運びたいと考えています。(S)

 


2019/11/22 公明党は、憲法9条の「加憲」には反対である 【板橋区で漆原良夫公明党顧問と市民有志が意見交換会】

 公明党の国対委員長や中央幹事会の会長などの要職を歴任されてきた漆原良夫さん(現・公明党顧問/弁護士)をお招きして、憲法と平和についての意見交換会を行いました。いろいろな意見をお持ちの方が、平場で意見を交わし合う「(板橋)対話をすすめる市民有志」の主催で、11/22に開催されました。これは本HPの5/30部分に掲載されている中野区での意見交換会に続いての第2弾です。

 

 公明党も「安倍9条改憲」について批判していますが、漆原さんは更にハッキリとその危険性を指摘し、問題点等を広く国民に知らせて議論を高めることが必要であると強調されました。意見交換会では、漆原さんと同じ弁護士で板橋の市民運動を牽引する中本源太郎さん(板橋で憲法を考える会:代表)にも登壇頂きました。

 

(注)漆原さんには、個人の立場でご発言頂いています。必ずしも公明党の統一見解ではないご自身の法律家としての意見や想いも入っていると思います。下記は、当日参加した鈴木国夫の文責による要約です。

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■「9条改憲」に対する基本認識

漆原: そもそも国民の要望、合意が熟していない改憲問題で国民投票をすべきではない。自民党内でさえ必ずしも熱心でないのに、強引に進めるべきではない。

 現行憲法の基本理念は変えてはならない。膨大な戦死者を出した反省に立って9条がある。自衛・反撃の権利はあるという解釈で自衛隊は存在しているが、他国を侵略する軍隊であってはならない。個別的自衛権とは自国を守ることであり、集団的自衛権とは他国を守ることである。9条に条文を加えたら、解釈が変わる。自衛の範囲は、時の政権の解釈次第となる。歯止めの担保がない。この9条改憲案の危険性を、どうやって多くの国民に知ってもらうかが課題である。

 

■公明党の「加憲」論と9条について

質問: 公明党は「加憲」論とのことだが、ほとんどのことは現行憲法に則って法律で制定できる。現行憲法に加えねばならない程の新しい項目の提案をされているのでしょうか?

漆原: 従来、「護憲」と「改憲」の二者しか無かった。現憲法は優れているので、変える必要はないが、時代とともに環境問題や地方自治問題等で新しく加えることは有り得るという立場で「加憲」としている。但し、憲法9条は変えてはならない。9条に条文を加えて死文化させる改憲案には反対する。

  

■ 立憲的改憲について

質問: 憲法9条にもっと厳しく歯止めを書き込むべしという論もある。細かく書き込むことで解釈改憲の余地を無くすことは可能でしょうか?

漆原: 阪田元法制局長官は、「武力の行使の新三要件」を憲法に書き込む提案もされていたが、実際問題として条文で解釈の余地を無くすことは難しいと思う。

■ 憲法審査会について

漆原: 憲法の議論をすること自体は何処かで必要である。しかし、憲法審査会を開くと、「議論はしましたよ」と多数による採決でアリバイにされてしまう過去の経験から、憲法審査会の開会に反対する論があることも分からないではない。

意見: 議論するという民主主義が、正常に機能するためには、与野党が拮抗していることが望ましい。公明党さん、野党側に来て頂けませんでしょうか。(一同爆笑)

■ 意見: 公明党さんとは、主張が色々異なる点があるが、9条改憲に反対するという大事な一点だけの共闘は出来ないものか。各地でこうした意見交換会が行われるとよい。

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【板橋の主催者より】板橋区の成増・赤塚新町・徳丸・高島平・三園・若木町・南町・仲宿・桜川・常盤台・幸町・西台、等の地域で活動する仲間に加え、中野区や世田谷区の仲間も交えて、“安倍9条改憲NO!”の意見交換を真摯に行うことができました。 欲を言えば公明党区議や創価学会の会員の方々も参加され、この意義有る対話を皆で共有したかったのですが、残念ながら今回は準備不足もあって適いませんでした。次回に期待したいと思います。雨の中、板橋まで来て頂いた漆原良夫さんに感謝申し上げます。

 


2019/9/6 ぶたちゅう学習会「本間龍が暴く!電通×自民党=憲法改正?~広告がメディアを支配する~」大盛況

9/6(金)、「本間龍が暴く!電通×自民党=憲法改正?~広告がメディアを支配する~」を文京区民センターにて開催しました。(本間龍:元博報堂勤務)

 

参加者は190人。多くの方に来場いただき、誠にありがとうございます。予想を超える参加者でスタッフもうれしい悲鳴を上げておりました。後半の質疑応答では、多数質問をちょうだいしましたが,時間の関係ですべてを紹介できず大変申し訳ございませんでした。

 

広告がいかに容易に世論を操るか、そして自民党改憲案を発議させない運動と平行して、仮に発議された場合の広告戦略なるものを今から準備する必要性を強く感じる講演会となりました。

主催:みんなで未来を選ぶ@文京台東中央」(略称 ぶたちゅう)

 


2019/5/30 公明党の重鎮と市民有志が意見交換会。安倍9条改憲を止めるための道を探る。

鈴木国夫(「つながる市民@東京」共同代表)の個人としての報告と意見です。

1. 安倍9条改憲阻止のために、従来の枠を超えた共闘が必要と考え、5/30に市民有志が、漆原良夫公明党顧問(衆議院議員7期、2017年まで公明党中央幹事会会長)と意見交換会を開きました。市民有志は12名(目黒、世田谷、中野、板橋、江戸川、千葉)、公明党からは川原口杉並区議も来られ、他にギャラリーとして来られた方々(個人として非公式)も含めて総勢20名で初の意見交換会となりました。

 

2. 従来、公明党の事をほとんど知らない市民側としては、漆原さんの「間違った政治によって、膨大な犠牲者を出した戦争の反省の上に平和憲法が出来た。9条を変えてはならん」という信念表明には新鮮な驚きがありました。「それなら何故、イラク派兵に賛成したのですか」という質問に対して、あの時は連立を掛けて(離脱も含めて)党内で大激論の苦悩と、自民党とのギリギリの折衝があっての選択だったと語られました。私達には出てきた結論しか見えないので、公明党は単なる自民党の補完勢力であると平板に見て、既定事実であると諦めがちですが、このお話から幾つかのヒントが得られました。

 

 (1) 公明党中枢も一枚岩ではなく、内部では様々な意見がある。
 (2) ということは、支持者や世間からの声の大きさが方針に反映する要素があり、下から運動することに大いに意味がある。組織政党は上意下達になりがちで、末端の人はいい人だが、上の方針を無理に伝達しているように見受けられることがある。そうではなくて、末端の人こそ世論を受け止め、自分の頭で考え、上に意見を言うべきで、それが市民にとっても、政党の発展にとっても大事(そうしないと衰退する)と発想転換すべきではないか。そのように外から働きかければ、実はそう思っていたという人も結構いるのではないか。参加者からは、沖縄の集会で、玉木デニー候補を応援する創価学会員と出会って、下からの変化に感激した話も出されました。

 

3. 漆原さんは、「自民党と連立しているのであって、安倍さんと連立しているのではない」と強調されました。旧来の自民党政治からも逸脱した、モリカケ、改竄問題などへの批判は与党内でもかなりあるようです。漆原さんは、与党内にいることが自己目的ではなく、暴走を止めるブレーキ役として与党内にいることが政治の安定に役立つと判断していると述べられました。


4. 「9条改憲を許してはならない、これは公明党の存在の根幹、生命線にかかわる問題である」との漆原さんのご発言は大変心強いものでした。参加者からの「そもそも自民党に多数議席をとらせなければ、改憲発議はできない。公明党が本気で9条改憲に反対ならば、選挙協力しないと宣言すればよい」とのストレートな意見に対しては、「承っておきます」とのご回答でした。党内でも様々な議論があるとは思いますが、この分かり易い方針で自民党の慎重派も巻き込んで9条改憲阻止ができたならば、公明党の存在価値が光るのではないかと思いました。

5. 今回は、なにせ初めての野心的試みだったので、かなり慎重に下記のルールで開催しました。
(1)全員個人の資格での参加とする。(ちなみに私鈴木は、「市民連合 めぐろ・せたがや」、「市民と野党をつなぐ会@東京」の運営委員会、「99%のための経済政策フォーラム」の運営委員会に事前報告をしていますが、組織としての承諾は求めていません)
(2)それでも今後どんな展開になるか分からないので、個人とは云え、ギャラリーも含めて、どの組織の人が来たかは公表しない。氏名公表するのは前列に座った下記3名とする。
鈴木国夫(世田谷)、松井奈穂(中野)、岡本達思(板橋)
(3)内容報告、意見、写真は、各自それぞれ自由に公開してよいものとする。上記以外の参加者が自分も参加したと名乗ってSNS等に公開することは構わないし、推奨する。


6. とても有意義な意見交換会でした。(どの党もですが)公明党の方々に対しても、先入観で決めつけるのではなく、上からも下からも対話することが大切であることが改めて分かりました。この報告文を各地域でご活用ください。

 

7. なお地域で続編の小集会を開催したいなどのご相談は ren_tunagaru@yahoo.co.jp へご連絡ください。

 


2018/11/3 立正佼成会の皆さんは、憲法、平和の署名にとても協力的です

(その1)「立正佼成会山形教会」の皆さんが署名に協力
11/3国会前大集会の日のこと。「立正佼成会山形教会」と書かれた観光バスが止まっているのにSさんは気が付きました。後で分かったことですが,国会議事堂の見学のために止まっていたのです。Sさんは、もしや、山形からわざわざ抗議活動のために来てくれたのかと思い、それを確認したくて、バスに乗り込み、「まだ、署名をしていない方がいらしたら、ご協力下さい。」と署名をお願いしました。
「山形では誰もそんな署名は集めていないから、書くよ。今、ここでも外から聞こえてくる演説を聴きながら、みんなアベが嫌いなのになんで変わらないのかと話していたとこだべ。でも、こんな署名くらいで変わるかね」「3000万集めたら、国民投票で負けると予想がつくので発議しません」「そうか、わがった」議事堂見学をパスして、バスで待機していた10名の女性と1名の男性、全員が署名してくれました。 そして、世田谷教会にも是非行くようにと言ってくれました。

 

(その2)そこでSさんは、立正佼成会 世田谷教会を訪問しました
世田谷教会を訪問したところ、あいにく責任者は不在でした。書置きと署名用紙を残したところ、後日、総務部長さんから丁寧な手紙と署名10筆が郵送されてきました。


(その3)対応に感激し、改めて世田谷教会長を訪問
 そこで更なる協力のお願いに、12/4「市民連合 めぐろ・せたがや」の世田谷2名、目黒2名のメンバーで訪問しました。 下記は世田谷教会長のお話の概要です。
1. 他の宗教がそうであるように、立正佼成会も平和を願っている。平和憲法が危ういことを憂慮している。
2. 一人一人の考えが大事なので、若手弁護士を招いて憲法問題の学習会を開催した。憲法は「王様を縛る法」であると立憲主義を学んだ。また立憲民主党、自民党議員(来られなかったので代理の弁護士さん)を招いて、双方の話を聞いた。
3. 組織として決めるものではないが、個人として3000万署名に協力する。信者の皆さんにも話をしておく。
玄関口に署名用紙を置いておきましょう。(後日、署名が埋まったとのことで、追加の用紙を持って行きました)
4. 烏山道場の人にも話しておく。目黒教会長に近々会うので話をしておく。目黒教会は、他の宗教団体とのネットワークをもっている。(後日、目黒教会へ訪問の申し込みをしました)

 

【教訓】視野を広げよう。多くの人は安倍9条改憲を憂慮している。

 観光バスに単身で乗り込んで行き、更に世田谷教会まで行ったSさんの行動力に脱帽です。宗教者の方々の平和を願うお気持に触れることが出来ました。また実は、私達の視野がまだまだ狭かったことも分かりました。今回の一連の活動は、安倍9条改憲阻止の運動に大きなヒントを与えるものではないでしょうか。

 


2018/5/23  荒川区で 第2回「つながる」市民経験交流会

5/23 荒川区で「つながる」市民経験交流会を開催しました。開催地の荒川区や、江東区、足立区、文京区等の経験が報告、共有され、活発な意見交換が出来、有意義でした。意外とお互いの活動は知らないものです。「年賀状は宝箱」「九条守れの意見書を出すよう議会陳情」「新聞折り込みは有効な手段」などが出されました。

シール投票で人を集める対話促進について、世田谷区からと、足立区ベテランからの話がありました「わたかつ」(私達の街頭活動チーム)については別項を参照してください。


2018/5/13 【世田谷】戸別訪問、インターホンでの最初の一言

5/13(日)世田谷区内のF団地(700戸)に、混成チーム「ヒバクシャ国際署名世田谷連絡会」16名で戸別訪問に入りました。解放廊下で、各戸のドア前にインターホンがあるURの団地です。数日前に「ヒバクシャ国際署名」と「安倍9条改憲NO!3000万署名」で訪問する旨のポスティングをしています。

 

1. インターホンカメラから見えるように、何者か分かりやすい図柄を掲げます。服装も配慮する。

2.「お邪魔します。核兵器禁止条約を国連に求める署名の世田谷連絡会と申します。よろしければご協力お願いします。」と訪問目的と何者であるかを簡潔に10秒程で話します。

3. これでドアを開けてくれる人と何らかの理由をつけて断る人に分かれます。怪しまれて本来賛同してくれる人を逃がしてしまわないように最初の一言の工夫が大事です。

4.「結構です」と言われたら「失礼しました。チラシを入れておきますのでご覧ください」とする。

5. インターホンのLEDランプが消えているのは、空部屋で電源が切れている証拠なので飛ばす。

 

昨年から数えると団地行動は4回目となります。在宅率が高い午前中2時間の行動で「ヒバクシャ国際署名」42人、「3000万署名」39人の署名数でした。回ってみると、団地自治会が直前に、署名には応じないとの申し合わせをしたということでした。今回のような団地自治会の対応は初めてで、強くクレームを言う人がいると流されてしまう民主主義の未成熟を考えさせられるという感想がありました。今回、結果があまり良くなかった他の要素として、この団地は家賃が比較的高いURの団地であり、子育て世代が多いという点があります。「内容には賛同するが、署名という個人情報を出す手段には協力しない」という方も複数おられました。署名数が目的ではなく、世論喚起が目的と考えると、現役世代へ働きかけができた今回の戸別訪問は有意義であったと云えます。


2019/11/10 猫にもわかるニャー日韓問題。区民センター祭展示で対話

2019/11/9と10  世田谷区桜丘区民センター祭に、9条の会として日韓問題の展示をしました。街頭では中々出来ない「普通の人との対話」が目的です。

 

1.シンプルに分かり易く: 「被害者の民事訴訟である」ことの理解に絞る。

三つのブロックで構成しました①戦前歴史 ②国と国の決着 ③今は民事訴訟の次元であること。

 

2.見易いデザイン: 「猫」の写真を中央にして目を引くようにしました。怒り顔の猫の写真が一番人気でした。

 

今年も、編み物サークルの年配女性の方々と並んで、9条の会が違和感なく展示を行い、色々な方とお話が出来ました。

 

以下は、三つのブロックに分けた写真です。

お隣さんとは仲良しなのに、何でモメているの? それは、100年にわたる悲しい歴史がある という歴史的背景説明。

 

国と国との話は1965年に、お互いに不一致点はあっても、一応決着をした。

 

今は、被害者個人と企業の民事訴訟を、司法が扱っている次元です。 国が口を出さない方がよいのです。

また国と国の話は終わっているので、被害者と企業の和解を応援するのが今の課題です。オシマイ。 

*展示作品は捨てるに忍びないので、保管しております。もし使われるなら差し上げますのでご連絡ください。ren_tunagaru@yahoo.co.jp

また、PDFをダウンロードしてご自由に活用くださって構いません。

 

こんな対話がありました。

(70代女性)日韓問題は難しくて分からないが、隣国同士が険悪で不安だ。戦争してはいけない。

(60代男性)自分は立場は違うが、このような啓蒙活動は必要と思う。

(60代女性)要点がよく整理されていて、分かり易い。

 

(80代男性。40分間話し込んだ。意見を拝聴した上で民事裁判であることを説明した)

■「韓国はけしからん。全くルールを無視する国だ。あなた方は韓国に味方するのか」

当方:1965年に国同士で決着した。そのルール通り韓国政府は日本政府に何も請求していない。今は、被害者が民事訴訟をしているのです。

■「韓国はけしからん。今頃蒸し返してくる。」

当方:韓国政府は何も請求していない。被害者個人が裁判をしている。

■韓国政府が悪い。韓国の国内で解決すべき問題だ」

当方:被害者がひどい目にあった外国企業を訴えている。司法の判決に政府は関与できない。

(この問答を数回繰り返して、展示図②と③の間は次元が違うことを分かってもらった)

■「韓国政府が悪い。日本から5憶ドルもらったのだから補償してやるべきだった」

当方:そういう方法もあったのに、残念ながら軍事独裁政権はそうしなかった。なので被害者たちは、韓国政府にも日本企業にも訴訟を起こしている。

■「韓国人徴用工と同様に日本人も徴用され、戦争で酷い目に合っている。だから韓国人徴用工だけが補償を求めるのはおかしい。」

当方: 日本でも韓国でも被害者が訴える権利はある。軍人恩給をもらえない日本人被害者も各種裁判を起こしている。

■「日本が譲歩する必要はない。文在寅は困り果てればよい。」

当方: それがよいと思いますか。何度も申し上げているように民事裁判の次元です。政府間では請求しないと約束したので、韓国政府は手出し出来ません。日韓は依存関係にあるので、仲良くすべきです。知恵を出し合って被害者の補償をすることで、関係改善をすべきです。

 

***感想: 最後までなかなか強固な方でしたが、こういうお考えをじっくり聴くことが出来たのも、出展の成果の一つでした。「文在寅政権がルール違反」という主張に対しては「政府間では請求しないと決めたのが1965年のルール。今は、被害者個人の民事裁判が行われている次元」という基本対応が有効と感じました。

 

 


2019/5/26  署名の戸別訪問でドアを開けてもらうコツ

■ 5/26日、陽射しの強い日の午前中なので、比較的在宅率は高かったようです。世田谷の市民団体の混成チーム15名で、2人一組となり、戸別訪問に入りました。ヒバクシャ国際署名と3000万署名の2種類を数日前に透明袋で投函しての取り組みです。

■ 最初の一言のコツ: 「署名のお願いに参りました」と言うと「結構です」と反射的に断られてしまうことが多いので、「2、3日前に入れさせて頂いたヒバクシャ国際署名を頂きに参りました」と言うと、結構ドアを開けてくれました。 数日前に目にしたものとストーリーが繋がると、唐突感・不審者感のハードルが下がるようです。「そんなチラシ見てないよ」という返事であっても、「それでは」と次の言葉が続けられます。第1サーブを工夫することで、「結構です」というリターンをさせないことが成功のカギです。

■ 「訪問販売お断り」というシールが軒並み貼られている棟がありました。初めは遠慮して飛ばしていたのですが、それでは会話ができないので、文句を言われたら販売ではありませんと応えることにして訪問しました。案外、訪問対話そのものに苦情を言うお宅はありませんでした。

■ こちらが国際署名を二言三言説明するだけで、何も言わずに署名してくれる人も結構おられました。なんとなく平和に不安を持っている人にとっては、「自分も意思表示できた」という機会なのかもしれません。ヒバクシャ国際署名を書き終わる頃に、「平和憲法をまもる署名もお願いします」と言うと、かなりの方が3000万署名もして頂けました。心理的ハードルを低い方から登っていく流れがよいようです。

  ■ 「だけどねー。野党が纏まらなくっちゃダメだよ」。ごもっとも。様々な生の声も聴くことができました。街頭署名では通り過ぎる「普通の人」との対話を行う地道な努力が、安倍改憲阻止の世論作りに欠かせないと、改めて感じる活動でした。(記 鈴木)

 



2018/4/1 【世田谷】混成チーム20名で団地を戸別訪問。最初の数分が勝負。「自衛隊を海外の戦争行かせる憲法改正は良くないですよね」というワンフレーズだけでも残す。

2018/4/1 世田谷区に下馬団地に戸別訪問に入りました。「ヒバクシャ国際署名世田谷連絡会」が中心となった署名活動に様々な団体が参加して、総勢20名で朝10時から2時間活動しました。

1. 数日前に、「〇〇団地の皆様へ」という挨拶文と、「核兵器廃絶国際署名」「改憲NO!3000万署名」を透明袋に入れて投函しました。

2. 集合時に、チーム別けと割り振りの打ち合わせをしました。

3. 訪問趣旨が一目で分かる絵や写真パネルを掲げると、最初の口火が切りやすくなります。

4. どんな会話ができたか、断られたか、署名可否等の記録も大事です。

5. 挨拶文に「留守ならばドアに貼り出しておいてください」と記載したので、貼り出してあるお宅もあり、お礼状を入れました。

6. 集約後に記念写真を撮りました。やはり大勢で行動すると元気が出ます。

留守が多い花見シーズンで、750戸中、在宅率は3割くらいでした。「核兵器廃絶国際署名」122筆、「改憲NO!3000万署名」109筆でした。「安倍政権はヒドイ。平和は大事」と言って直ぐに署名してくれる人もいますし、「結構です」とドアも開けてくれないお宅もあります。その中間の、初めて九条の話を聞く人こそ、話し込みたい対象なのですが、長居は迷惑なので、やはり最初の数分で勝負を付けねばなりません。「自衛隊を海外の戦争行かせる憲法改正は良くないですよね」というワンフレーズだけでも残すようにしました。

 

 



2018/11/11 対話の工夫:区民センター祭に出展しシール投票

2018/11/10,11の二日間、世田谷区の桜丘区民センターまつりに「桜丘9条の会」として展示をしました。

・一般の人に改憲の危機を知ってもらうための、プレゼンのストーリーとして参考にしてください。3枚1組として、9列で説明しました。

・参加型の工夫としてシール投票方式を取り入れ、来訪者に声を掛けた結果を報告します。


冒頭から写真を入れて目を引かないと、立ち止まってもらえないので、会メンバーの父親が80年前に撮影した日中戦争の写真を入れました。

(参考写真集 https://myfather-in-china.jimdo.com/ )。高齢者はこの写真を見て、口々に親や親戚の出征と生死について語り、「戦争だけはしてはいけない」と言われます。

・シール投票参加は、まず簡単な設問からお試しをしてもらうのがコツです。コメントを書いてくれる方もおられました。



この導入部は伏線です。既に自衛隊を海外に出しているのに、なぜ無理して憲法改正を強行したいのかという改憲派の事情説明です。


・ほとんどの来訪者は、自衛隊を海外に送るべきではないと頷いておられました。

・ただ一人だけ、「自衛隊を出すべきだ」と主張される方がおられました。顔見知りの公明党の方です。「国際協力は必要である。丸腰の民間人だけを行かせるのは無責任だ」と強調されました。木を見て森を見ない説明を上部から受けているのかもしれません。


自民党案の言う「自衛の措置」とは、「海外へも行けると解釈されるだろう」と、シール投票 26:0で見破られました。


ここが最も伝えたいポイントです。憲法に自衛隊を明記すると「海外での戦争に繋がるよ」との図解が好評でした。


ものすごい直球の質問です。シール投票結果は 21:4で、米中戦争は避けるだろうという回答です。


このズバリの質問に普通の人がどう答えるか。米軍は助けに「来る5:来ない27」という冷めた回答でした。かなり説明書きを付け、誘導的な展示とした影響もありますが、「米軍は来ない」と即答する人が多かったのは意外でした。米軍が来ないとしたら「守ってもらうために基地提供も仕方ない」という理屈がなりたちません。 

(参考資料:伊波洋一参議院議院の講演)日本全土を「戦場」にしてアメリカを守る新戦争計画 http://com21.jp/archives/10777


最後に憲法9条改正の是非を問いました。展示を見た後なので、33:1で「変えるべきではない」との回答が多数でした。

・一人だけ「9条を変える」とした人は、霞が関官僚風の中年男性で、「改正案によるので」と言っておられました。

・30代女性: 「3.護憲的改憲」を選ぼうか長時間迷った末に「2.変えない」を選択。「たとえ良い改憲であっても、今後政権交代してどんな党が現れるか分からないから、改憲慣れの突破口にしてはいけない」と深読みをされての判断でした。

・70代女性他: 「でも国を守る自衛隊は必要」と言う方が多数おられました。今回の安倍改憲案は、日本を守る個別的自衛権の話ではなく、地球の裏側まで自衛隊員が戦争に送られるトンデモナイ仕掛けであるという観点の宣伝がまだまだ不足と思います。


今回のシール投票結果は、9条関係者の来訪も多く、また口頭でかなり説明もしているので、一般の人の意見分布とは云えません。しかし、説明すれば、普通の人に分かってもらえるという実感を持つことができました。

区民センターの奥まった部屋だったため、来訪者は少なかったのですが、街頭署名や街頭シール投票では会話することが無いであろうあまり意見を言わない普通の人と会話できたことは貴重な経験でした。

シール投票総数は多くありませんが、シール投票せずに会話だけしていった人も結構おられました。お隣になった編み物サークルの先生からは、「難しいテーマを分かり易くよくまとめましたね。ありがとうございます」とお誉めを頂きました。

 

・70代女性: (この種の会話はしたことが無い様子。聞き取れないような小さな声で)安倍首相の政治により、今後どうなるか不安で一杯だ。自分には何もできないので、無力感で滅入る。

・60代女性: 安倍首相は困ったものだ。野党に投票するが議席数が少ない。どうしたらよいか途方に暮れる。

・20代女性の大学生: 投票には行っているが、誰に入れてよいか分からない。政治は知るべきことが多すぎて難しい。戦争はいけないが、実感が無い。

・70代女性: 野党に拮抗して欲しいが、大物政治家がいない。

・70代女性: 日本は中立国がよい。

・30代女性: 憲法は一度変えると大変なことになるので、変えない方がよい。

・70代女性: 稲田防衛大臣は酷かった。憲法9条は、今日初めて読んだ。

・80代男性: 南京事件は誇張だ。東條英機は悪くない。安倍政権はダメだ。憲法論議は拙速はいけない。

・80代女性: 憲法全文を読んだが、格調高く素晴らしい。変える必要はない。

・60代女性: トランプは何をするかわからない。あちらもこちらも独裁者だらけで不安だ。


上記の展示資料は、趣旨に賛同される方はご自由に活用ください。内容の変更も自由です。最初の日中戦争の写真は、当方のものなのでご自由にお使いください。ただし、他のネットから引用している写真、イラストは当方の責任範疇ではありませんので、ご注意ください。

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展示資料のPDF版
2018桜丘区民センターまつり展示(桜丘9条の会)憲法改正の危険3.pdf
PDFファイル 1.3 MB

アンケート結果から、政府・マスコミの宣伝が大く効いていることが分かります。疑問に噛み合った宣伝の中味が求められています。

(1)日本の防衛問題と、海外派兵(公然とアメリカの2軍にされる)問題が、意図的にごっちゃにされている論議を切り分け、後者が安倍改憲の本質であることを語る必要があります。「武力で平和は守れない」には賛同できなくても、「海外派兵反対」では一致できる層とも協力し、安倍改憲を阻止するたたかいが求められています。

(2)税制、経済政策については「99%のための経済政策フォーラム」などでの勉強会が開催され、資料もHPにアップされていますので参考にして下さい。国の借金、税制についての「そうだったのか!」というコペルニクス的驚天動地の解説は一読に値します。

 


2018/5/9 駒沢大学前でのシール投票で学生さんと「どうしてですか?」と対話したしました。辺野古や憲法に関して、知らないために大変迷っている様子がうかがえます。「シール投票のノウハウ」ページの4/29部分をご覧ください。


2018/4/25 「つながる市民@東京」の自民改憲NO経験交流会

 4月25日、なかのZERO学習室において、「つながる市民@東京」の、自民党改憲NOの活動交流会が開かれました。

(1)板橋からの報告 :団地戸別訪問には、数日前に「成増地域のみなさまへ」という手紙と9条チラシなどを入れた透明袋をポストインし、署名を集めていること。留意している点などを報告。

(2)昭島からの報告 :44回目となる月1回の話し合い、毎月2回の駅頭宣伝(署名50~80筆)、団体組織内での署名の徹底、2月、3月、4月と実施した集合住宅訪問活動、3月行動では1000世帯を対象に39人参加で178筆集めた経験、署名がもらえなくとも対話が重要であることなど発言。

(3)世田谷からシール投票と対話の報告: 11回のシール投票の経験をもとに、設問の数や内容、シニア・ミドル・男・女でシールの色分けなど準備から実施まで、この間のシール投票の結果の傾向を報告。

(4)創価学会員からの報告: 創価学会の意思統一のやり方や選挙のやり方、公明党や学会に対して「本来平和を求めるべきなのに、おかしいと」の声が広がっていること、学会員はくり返し言われて信じ切っているので、自分で考えるように言うことが必要と報告。

・資料: 「対話ノウハウ」ページに、シール投票資料があります。戸別訪問ノウハウはこちら

 

  


2018/4/16【府中】新聞折り込み 5万2000世帯に(市民424名、31市民団体が連名)「私たちも安倍9条改憲に反対します」

4月16日、朝日、毎日、読売、東京の読者52,000世帯に「安倍9条改憲NO!3000万署名をすすめる府中の会」が取り組んでいた市民424名と31市民団体連名の「私たちも安倍9条改憲に反対します」のチラシが折り込まれました。チラシは「憲法9条を変えて、『戦争する国』にしていいですか」と呼びかけ「森友・公文書改ざん/立憲主義を軽視ししつづけてきた安倍首相に、憲法を語る資格はありません」、「安倍9条改憲NO!憲法を生かす全国統一署名」に、ご協力お願いします。と訴えています。(革新懇・丁)

 


2018/4/8 シール投票の対話から見えてきたもの

シール投票は対話のツールです。世田谷代沢9条の会の大ベテランIさんから、2018/4/8シール投票の「対話から見えてきたもの」を頂きました。なかな含蓄があります。詳細は4/25の中野ゼロ西館での経験交流会でご報告頂きます。なお、「シール投票の準備から実施まで」の手引きと、投票結果集計は、「対話ノウハウ」のページを参照ください。



2018/4/15 【昭島】835戸の団地を訪問して対話。様々な反応。

「戦争立法許さない!総がかり昭島市民の会」は、4月15日、中神第一第二都営住宅で署名行動。雨の降る悪天候の中、28人が参加し116筆。835戸(中神第1都営、第2都営住宅)を訪問しました。すでに署名した、後で郵送する等22戸を入れて署名戸数は107戸。署名数116筆でした。留守や応答なしが412戸でした。以下、当日の反応です。

その場で署名してくれる家が5件もあった。話をよく聞いてくれる人がいた。中学3年生が署名してくれた。用紙を改めて渡し、郵送を承諾した人も3名あった。対話でよく話を聞いて署名してくれた人が2人もいた。聞く耳を持っていると感じた。「戦争は絶対いや」「安倍さんは嫌い」と話が終わらない高齢女性もいた。すでに郵送したという人。お茶を飲んで行けと高齢者に言われ、淋しそうでした。高齢者の1人住まいが多い。若い男性が話をよく聞いてくれた。憲法改悪の意味がまだまだ分かり切れていない人もいた。今、森友・加計学園問題が一番の関心で、憲法どころではない感じもあった。自分だけでなく、友人も一緒に署名してくれる人もいた。(東京革新懇 mailfaxニュースより)

なお、「シール投票の準備から実施まで」の手引きと、投票結果集計は、「対話ノウハウ」のページを参照ください。


2018/3 NO WAR 3000万署名ポスターで、街の雰囲気作りを!

練馬区、江戸川区等では、3000万署名ポスターを街に貼出して雰囲気作りをしています。こうして自民党改憲NOの主張が、いつでも何処でも目にされるようになると、戸別訪問や街頭宣伝等にも相乗効果が期待できます。 ポスターや宣伝物は「安倍9条改憲NO!全国市民アクション」
03-5280-7157 メールアドレス:info@kaikenno.com から入手できます。PDFもHPからダウンロードできます。


2018/3/25  多摩市「署名連絡会」という形態

様々な団体が3000万署名を行っていますが、地域でその力を大きく結集し、アピールする方法が模索されています。

 

1. 既存団体で「署名連絡会」などで連携する方法

多摩市では、これまで市内の各団体がそれぞれ署名活動を行ってきましたが、「多摩市署名連絡会」を結成して、3/25(日)に統一署名行動を行いました。この日、全体の参加者 80人。集まった署名は136筆でした。累計4151筆です(3月25日現在)。多摩市の人口は15万人ですので、目標は4万筆です。新宿の署名と統一行動の時よりもはるかに多かったとのことです。(E.N)

 

2. 新たに「実行委員会」や「市民アクション」などを立ち上げる方法

 西東京市の北東部の4町(北町・栄町・東町・下保谷)の在住者が発起人(都丸哲也氏など6人)となって、「安倍9条改憲NO!3000万人署名」を推進する西東京市(北東部)実行委員会を3月10日に結成しました。

第1回目の行動として、3月18日、保谷駅北口で、駅頭宣伝を8名で行いました。のぼりを4本立て、机2台に署名用紙を置くと、立ち寄りやすいようです。人通りは少なかったのですが、22筆の署名と、60組のチラシを配布し、通行人の方8名と対話ができました。高齢の男性がいきなり机の前にやってきたので何か言われるのかと思いきや、「頑張ってください」と1000円のカンパを置いていきました。今後も、駅頭での宣伝・署名に加え、個別訪問も行う予定にしています。 

 



2018/3/20 市民活動、自由を制限する東京都「迷惑防止条例改正」反対の要請書を送りました

東京都「迷惑防止条例改正」案が提案されています。戸別訪問や国会前、駅頭宣伝を「みだりにうろつく」と規制する根拠条例になりかねません。「つながる市民@東京」共同代表名で、都の迷惑防止条例「改正」反対の要請書を、東京都議会の警察・消防委員会の各委員へFAX送信しました。様々な団体や個人が反対要請をしています。


2018/3/19 多摩市議会は、核兵器禁止条約の調印を政府に求める意見書陳情を委員会で採択しました

 2018/3/19の多摩市議会の総務常任委員会で、多摩市民連合の提出した陳状(添付)が、4号議案として協議され賛成多数で採択されました。
 共産党2、立民1が賛成、公明党1が趣旨採択、自民党1が反対でした。  同趣旨の5号議案も同様に採択されました。多摩市議会では、反対が1でもあれば本会議に回せない決まりになっていますので、委員会の採択と言うことになります。...
 自民党の反対意見は、核保有国と非保有国との溝を埋めることが必要で、核禁止条約に賛成することはできない、とするものです。
 私は、禁止条約に締結しても核保国との調整はできると思いますが、むしろ、積極的に可能だと思います。  しかし、トランプの「核態勢見直し(NPR)」に日本政府は「評価する」としているのであり、中立の立場を放棄しています。この立場の日本政府が仲介などできるわけがない。
(永井栄俊 記)


2018/3/18 第30回下北沢お散歩デモ・スタンディング報告(デモ・スタ@せたがや) & シール投票結果

2018/3/18 第30回下北沢お散歩デモ・スタンディング報告(デモ・スタ@せたがや)
署名参加者は、9人(男:3 女:6)で署名は、52筆とMさんから預かった20筆合わせて72筆でした。
フランスの方が、「平和を望むのは世界中一緒ですね」の問いかけに、「そうです!」と署名に応じてくれました。
ご家族3人で署名して下さった方に、3枚チラシを渡しましたが、「一枚でいいです」と言わず「ハイ!」と受け取って下さったので・・・夕食時に話題にしている絵を勝手に描いてしまいました。
安倍首相への怒りからか・・「頑張って下さい!」の励ましがいつもよりも多かったと感じました。
署名行動の傍らでは、「代沢9条の会」が7人(男:5 女:2)でシール投票を実施。若者が多く参加してくれました。

 

3/18下北沢でのシール投票結果を示します(代沢九条の会)。

合計58名です。下北沢という土地柄か、シニアよりもミドル(若者)の参加が大半でした。

若い女性は「現在の生活レベルに満足」という傾向が示されました。日米関係が対等だと思う人は、どの世代にもほとんどいません。憲法9条は変えるべきではないという健全な意識は若者の街でも多数派でした。


2018/03/09 「つながる市民@東京」発足会合を開催しました

2018/3/9 「つながる市民@東京」の設立会を杉並区阿佐谷地域区民センターで、約30名(新聞記者さんも含む)の参加で開催しました。まず、既存の連絡会「市民と野党をつなぐ会@東京」との目的の違いを図解で確認し、組織の在り方と、当面の自民党改憲NOの運動について活発な意見交換が行われました。

当会の当面の主な役割は、自民党改憲NOの運動に関する情報交換です。今後は月に1回程度の経験交流会などの開催となりそうです。WEBによる情報交換方法は下図に示します。会の基本事項については「会の説明」ページをご覧ください。 

 

(図表1)二つの組織の目的の相異説明図

 

 

 

 

 

 

(図表2-2)市民運動の課題 その2  両輪の運動と市民組織、政党との関係

(図表2-1)市民運動の課題 その1  どんな層があるのか、どう働きかけるか

(図表3)WEBを用いた 情報交換・意見交換の方法

目的 インターネット手段 改憲反対 「つながる市民@東京」  野党共闘「市民と野党をつなぐ会@東京」
社会に情報を広げる HPで基本情報を提供

https://tunagaru-tokyo.jimdo.com/

連絡アドレスは ren_tunagaru@yahoo.co.jp

http://tunagu2.jimdo.com/

連絡アドレスは ren_tunagu2@yahoo.co.jp

意見交換情報交換

公開フェイスブック、ツイッター

FB「つながる市民@東京」 

  

FB「市民と野党をつなぐ会@東京」

https://twitter.com/tsunagu_tokyo

希望者へ情報を送る メルマガ 共用「つなぐ・つながる通信」を発信予定 (受信申し込みは「コンタクト」ページ)


2018/3/4 「対話力を磨く意見交換会」。自衛隊YESの人と対話すること、海外派兵改憲NOで共同するこそ大事

■2018/3/4 失敗を恐れず、新しい事にチャレンジする「市民連合 めぐろ・せたがや」主催で、「対話力を磨く意見交換会」テーマ:「自衛隊どうするの?」を開催しました。『心さわぐ憲法9条--護憲派が問われている』 の著者 大塚茂樹氏から問題提起を頂き、後半は4組に分かれて少人数ディスカッションを行いました。

■戸別訪問で出てくる「中国脅威論」「自衛隊がんばってる」などの問をポストイットに書き出し、どう応えるか話し合いました。

「自衛隊で日本を守る」と考えている人に対して、武力か平和かで論争するのではなく、自衛隊員が海外派兵の危機にあることで一致することが大切である等活発な討論をしました。26名の参加者の中には、新宿区、板橋区、昭島市、横浜市、埼玉県から情報を求めて来られた方もおられました。また朝日新聞、共同通信の記者さんも来られました。

■動画(9分半) https://youtu.be/J5qvFJgvSrE 6:40目の凝縮された「まとめ発表」をご覧ください。

■「改憲的護憲論」も含めた理論にご関心のある方は、当日の資料を、「資料編」ページでご覧ください。

 


東京各地の市民団体の一覧表を、情報インフラとして作成しようと設立会で提案がありました。そこで、「各地域の連絡先」ページを設けました。各地域の団体名、URL ren_tunagaru@yahoo.co.jp にご連絡ください。


2018/02/18 「つながる市民@東京」準備会

2018/02/18 「つながる市民@東京」準備会を開催し、会を創ることを決めました。

自民党改憲案NOの運動などに関する東京各地域の市民団体・個人等のゆるい連絡会とすることが決まりました。

話し合った会の基本事項については「会の説明」ページをご覧ください。